バベルの図書館は完成しない

Extended outer memory module
for my poor native memory.

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情報の流れ

もともと僕は web ページに対してスタイルの良し悪しをあまり求めないというか、情報は情報であり装飾はあくまで副次的なものなので一切スタイルの当たってない簡素な view で十分と考えているような人間だと自己評価していた

つまりその僕に言わせれば web サービスというのはデータストアにそれっぽい皮を被せただけのものであり、どうデータを取り出すかのみが重要であるみたいな話になる(雑で過激な抽象化)

そのため近年色々な web サービスの UI がリッチになるとそれに逆らうように古い UI のままにしていることもあって、例えば gmail は古い UI のままにしている

だが最近気づいたのだけど僕は上に書いたようなことを考えている一方で Instapaper や Kindle のフォントをしょっちゅうあーでもないこーでもないといじっては唸っていることもあり、これは実際には装飾に興味がないのではなくて 文字 というものがすごく好きで 文字文字 としてあまり意識させないような装飾に興味がないだけなのではと思い始めた(この辺の好き嫌いの基準に関しては未だに自分でもちゃんと言語化できてない)

web ページのリーダーアプリみたいなものは作ってみたいと思うことが多いし、いつか自分の接している情報をすべて自分の気に入ったリーダーで読めるような世界を築きたいとしばしば思う

もっと言えば理想は全ての情報が統一された美しい形式で本として本棚に収まってくれて僕はそれをパラパラとめくって楽しむことなんだけど…

…と話がどこに着地するのかわからなくなったのでこの辺で収めたいんだけど、つまり何が言いたかったかというと雑に UI を軽視していたあの日々に UI に携わる人たちに謝りたくなったのだった、大変すみませんでした

2021/01/07 22:33
tags: minipost
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